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災害への対応力を一気に高めるには
人は野生動物の攻撃に怯えたり、竜巻や雷などによる災害の被害を心配したりすることなく、安全な家の中で日常生活を送っています。人々の努力の積み重ねによって、今のような安全な社会が築かれてきたわけですが、思いも寄らない災害や危害が起こることもあります。本ガイドは、そのような災害に巻き込まれてしまった場合にどうすればよいかをまとめたものです。洪水や地震、あるいは火事などが起こった際に、自分や周囲にいる人々を一人でも救うために各自ができることを記載しています。
地震発生時の対応
地震が起きた時にどこにいるかによって、とるべき行動も異なります。屋内にいた場合はとにかく外に出るのではなく、転倒しないように何かにつかまりながら、テーブルの下など自分を保護できる場所に入りましょう。
洪水時の対応
地震は危険ですが、洪水はさらに深刻な状況をもたらす可能性があります。洪水が近くで発生したら、指定された避難場所を探し、洪水の危険がある場所から離れるようにしましょう。車の中も危険です。
火災時の対応
消火器の使い方を知っておくのは良いことですが、消火器を使う以前に、火が燃え広がるのを抑えるためにできることがあります。とにかく一番にすべきことは、火の近くから離れて消防署に連絡することです。